科学的に証明された1日3分で人間関係をよくする慈悲の瞑想

現代人のための瞑想法 (サンガ新書)[ アルボムッレ・スマナサーラ ]

 

 

 

 

科学的に証明された1日3分で人間関係をよくする慈悲の瞑想

 

ふだんの生活には
いろいろな事が起こります、


ちょっとした食い違い、
思い違い、
そして誤解,


それによって一日中そのこと、
または
その人のことを考えて
険悪な日を過ごす..

 

でも
それによって傷つき嫌な気持ちでいる、

 

それは
誰の影響でもなく
ただ自分に心の中のみにある、

 

そして
ただ自分のみを傷つける感情ですよね?

 

分かっているけど止められない..

 

そんなネガティブな自分の感情を
コントロールしたい..

 

それを解決するのが
この書で推奨する
慈悲の瞑想です。

 

どんな宗教を行ってる人に対しても、
宗教が大嫌いだと思っている方にも、

何かを信仰する必要もなく
あなたの心は全く自由なままで、

この科学的に証明されている
(
Richie Davidson, バーバラ・フレデリクソンらの研究により)
瞑想法を実践すれば、

どんな人にも
すぐに共通して効果のある慈悲の瞑想と、

ヴィパッサナー 瞑想
(脳細胞を活発にさせる)
の2種類を紹介しています。

 

 

問題はあなたのエゴです

 

著者が受ける悩みの99%は
人間関係のことです。

 

世の中の全ての人達は、
自分のため
自分の思い通りに世界が動くことを
期待しています、

 

問題は
あなたのエゴです。

 

始めに、
皆私たちは
自分の幸せ自分の利益幸福を想い生きている
ということを
とりあえず認めます、

 

私たちは
自分さえよければ良い
と思っています。

 

生命は
ありでも
ネズミでも
ゴキブリでも
皆自分の幸福を願っています、

 

そして
人間は自分の幸福のために
相手を潰したい
と思ってしまいます。

 

そういう心が
苦しみ悩みを生み出すもの、

 

それをやめれば良いのです、

 

それには
瞑想が必要です。

 

 

今現在に生きる

 

 

 

人間の唯一の財産は脳細胞です、

それを使えば
できないことはありません。

 

脳というものは
破壊的な方にも
幸福的の方向にも
どちらへも行けます、

蛇の毒は
食事を消化するもの
そして
人を殺す物にもなるように。

 

 

現在に生きる人は、いつも明るく活発に成功して生きられます

 

問題は
頭はいつも現実離れをしたところにあります。

 

現在を生きる人は、
例えば
朝子供が遊んでくれと言ったら、
出かける前まで
いろいろ楽しい遊びを考え
すごく遊んで
気分良く出かけて行ける、

しかし
私たちは今日の予定、
書類の整理、
仕事の準備、
ゴミ投げ、
食器洗い、
取引先の連絡等
未来に起こること、
過去の事に気を取られ
全く現在を生きられない、

本当はちっとも忙しくないのに.. 

 

  • 瞑想の大事なポイントは
    今現在に生きること、

 

そして
今自分が行なっているこに
面白さ
楽しみを感じることが大事です。

 

 

ヴィパッサナー 瞑想

 

「サマタ瞑想」とは
一時的に患者にモルヒネをうって
一時的に症状を和らげるようなもの、

 

「 ヴィパッサナー 瞑想」とは
長い期間かかるが
コツコツと治療して
結局完全に治す方法。

 

「 ヴィパッサナー 瞑想」 の方が,
現実的に効果がある
瞑想法のように思えますよね?

しかし
これがかなりややこしい..
かなり時間と訓練が必要なのです。

 

簡単に要約すると

 

  • 「 ヴィパッサナー 瞑想」とは五感に感じるもの、それを感情ではなくただの物質としてとらえること。

 

例えば
自分の味方をしてくれる人の言葉、
それを
音、音、音としてとらえる、

そして
自分を嫌っている人の言葉も
それを
ただの音、音、音ととらえ
両者に
何の感情も与えない。

呼吸をして動く体を
膨らみ縮らみ、膨らみ、縮らみ、

痛みが出てきた時は
それを
痛み、痛み、痛み
と実況中継して、

 

  • 自分という自我が入り込まないよう気をつけ、言葉をラベルとして貼っておく。

 

これかなりの訓練がいりますよね?

 

 

「サマタ瞑想」慈悲の瞑想のやり方

 

今回は,
今すぐにでも実践できる
サマタ 瞑想 の 一つ

「 慈悲 の 瞑想」 を紹介しておきます。

 

慈悲の瞑想は
人間の生命
そして動物の生命、

そして
さらにいろいろな次元の生命、
自分が認識できる
すべての生命の数に応じた
幸福感を感じることによって
良いエネルギーを作り出すので、

全てが
良い結果になることは
避けられないのです。

 

  • 慈悲の瞑想を実践する人の幸福を邪魔することは誰にもできなくなります。

 

それでは実践してみましょう、

下記のサマタ 瞑想の一つ
「 慈悲 の 瞑想」を称えます。

 

1日一度、
または
時間がある時には
何度でも本当に心を込めて

その人々
ものものを思い起こしながら
唱えてみます。

 

 

「慈悲 の 瞑想」全文

 

 

私は幸せでありますように

私の悩み苦しみがなくなりますように

私の夢, 願い事が叶えられますように

私に悟りの光が現れますように

 

私は幸せでありますように

私は幸せでありますように

私は幸せでありますように 

 

私の親しい人々が幸せでありますように

私の親しい人々の悩み苦しみがなくなりますように

私の親しい人々の夢, 願い事が叶えられますように

私の親しい人々に悟りの光が現れますように

 

私の親しい人々が幸せでありますように

私の親しい人々が幸せでありますように

私の親しい人々が幸せでありますように

 

生きとし生けるものが幸せでありますように

生きとし生けるものが幸せでありますように

生きとし生けるものが幸せでありますように

 

 

慈悲の瞑想核心部
そしてここが肝心なのですが、
嫌いな命があると
最終的に自分の命が危なくなりなす、
自分を守るため
自分の心の成長のため
嫌いな人、
そして
あなたを嫌っている人のために
祈ります。

 

 

私の嫌いな人々にも幸せがありますように

私の嫌いな人々の悩み 苦しみがなくなりますように

私の嫌いな人々の夢, 願い事が叶えられますように

私の嫌いな人々にも悟りの光が現れますように

 

私を嫌っている人々にも幸せがありますように

私を嫌っている人々の悩み苦しみがなくなりますように

私を嫌っている人々の夢, 願い事が叶えられますように

私を嫌っている人々にも悟りの光が現れますように

 

生きとし生けるものが幸せでありますように

生きとし生けるものが幸せでありますように

生きとし生けるものが幸せでありますように

 

 

慈悲の瞑想を活用して幸せな毎日を!

 

 いかがでしたでしょうか?

 

自分の嫌いな人というのは、
いつも心の中に忘れられない存在として
思い起こしてしまいますよね?

それならば
その人を憎むのではなく
幸せを願ってみる

同じ時間を費やすならば
そちらの方が
自分にとって得策ですよね?

 

この瞑想を行っていくと、
不思議に気持ちが軽くなり
何の抵抗もなく
他に対する嫌な気持ちも薄らぎ、
どんな人でも
普通に接触できるようになります。

 

私はこの瞑想法によって、
今まで自分が気づかなかった
他人、その他のものに対する嫌悪感によって
居心地が悪かった
自分があることに
気づきました。

それを素直に認め
そしてそのために祈る、

そして
ようやくスタートの位置に立てたような
そんな
爽快な気分を
味わうことができました。

 

1日3分
早朝または寝る前、

いつでも
時間のある時に
試してみてください。

 

私が、
あなたが、

そして全ての命あるものが
幸せでありますように:)

 

 

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